タバコは妊娠したとわかった瞬間からやめましょう!!おなかの赤ちゃんのためにも禁煙してあげてくださいね<m(__)m>
タバコの胎児への影響は?
喫煙は、胎児の発育不全や早産、常位胎盤早期剥離などのリスクを高めます。
※常位胎盤早期剝離とは・・・出産前に胎児が剥がれ落ち、母子ともに生命の危険が及ぶ疾患です。
タバコを吸わない妊婦と吸う妊婦で比較すると、
- 1.5倍、自然流産しやすくなる。
- 1.4倍~1.5倍ほど早産しやすくなる。(本数が多いほど早産しやすくなる)
- 1.2倍~1.4倍ほど周産期死亡が高くなる。(妊娠28週以降~生後1週間未満の赤ちゃんの死亡)
というデータもあります。
確実にタバコを吸うことでの赤ちゃんに対してのメリットはありませんので、赤ちゃんのためにも妊娠がわかったタイミングで禁煙をしてあげてくださいね。
妊婦さんがニコチンパッチをするのはあり?
妊婦さんがニコチンパッチをするのは、「なし」です。
なぜなら、ニコチンパッチはニコチンを体内に入れる禁煙補助剤ですので。
タバコを吸うという行為を取り除くために、直接腕などに張ったニコチンパッチからニコチンを吸収していますので禁煙したことにはなりません。
ただ、どうしてもやめられない妊婦さんはタバコを吸うよりは副流煙などの心配がない分だけでもいいのかもしれませんね・・・いや、やっぱり赤ちゃんのためを思えば絶対に禁煙をすることが大切ですね♪
旦那さんのタバコ
旦那さんもタバコを吸っていますか?
自分だけ禁煙しても、旦那さんが吸っていればなかなかやめられないですよね。旦那さんにも一緒に禁煙してもらえるように頼んでみましょう!!
隠れて吸われても、においだけでも禁煙している妊婦さんにはきついですよね(>_<)
副流煙の影響は?
副流煙による受動喫煙は、喫煙者がフィルター越しに吸う煙よりも毒性があり有害です。
このことは、厚生省の「最新たばこ情報」でも公表されていることです。
これらのことからも一番近くにいる旦那さんやご両親が喫煙をしている場合は、受動喫煙の有害性を伝えてタバコを止めてもらうようにしましょうね!!
※副流煙とは・・・タバコの先から立ち上がる煙のこと
妊婦さんが禁煙するベストタイミングは?
妊婦さんが禁煙するベストタイミングは当然「妊娠がわかったらすぐ」なのですが、もう一度チャンスがあります。それは「つわり」のタイミングです。
つわりで吐き気がある時期はタバコも自然と吸いたくなることが多いようです。ですので、この時期に卒煙したまま、安定期も喫煙の誘惑に負けず我慢し続けることができれば禁煙に成功する確率はグッと高まります。
この安定期に、一番近くにいる旦那さんなどに喫煙をされると、禁煙が続かないこともありますので、やはり旦那さんも巻き込んで2人で禁煙することをおすすめします♪